日焼けしても脱毛できる?
まず、日焼けとは、一種のやけどです。 そして光脱毛は、お肌に熱を与え黒い毛に反応させて、毛の毛根の毛乳頭や毛母細胞に光を届かせて毛の毛根を焼き消し、毛を生やさなくする行為です。 つまり日焼けしたお...
身体のムダ毛に悩んでいる方はたくさんいますが、そもそもなぜ毛は自己処理をしても生えてくるのか、なぜ脱毛には回数がかかるのか。1回や6回で終わらせられないのには理由があります。
それは、毛には毛周期というサイクルがあるためです。
毛周期とは、
⇒毛が成長している「成長期」
毛を作る細胞が活性化しています。
⇒毛が抜け落ちる「退行期」
毛は生えていても細胞がお休みしています。
⇒毛が休んでいる「休止期」
毛は生えていない完全にお休みしています。
この3つの時期のサイクルのことを毛周期と呼びます。
毛周期がある為、たとえムダ毛を抜いてもそれが成長期の場合には、皮膚の下でスタンバイしていた新毛がすぐに生えてきます。(皮膚上に生えている毛は、全体の約30%と言われており残りの約70%の毛は皮膚の下で生えてくる準備をしています。)この毛周期は、生えている部位によって少しずつ異なります。例えば、身体の中で一番毛周期が長いのは頭髪で、10日間に3~4ミリ伸びて3~4年間で退行期に入り、自然と抜け落ちていきます。頭髪の場合では、1日に約50本が自然に抜けていくといわれています。
それとは逆に毛周期が短い部位のひとつの眉毛は、3~4カ月で生えかわります。つまり、部位によって毛の成長スピードや生えかわりの日数が異なるため、顔と身体を同時に脱毛しても顔のムダ毛が先に伸びてきてしまったりするのです。
また、毛は表皮から上の部分を「毛幹」。表皮より下の部分を「毛根」 と呼び、毛根部の一番下のふくら
んだ部分は「毛球」といいます。この先端部にある毛乳頭が毛細血管から栄養を取り込んで、毛を 成長させています。
つまり、毛乳頭の毛母部分が毛髪の発生や成長を 司っているため、毛母細胞がある限り、毛はいくら抜いたり剃ったりしても次々 と生えてくるのです。
そこで脱毛は、この毛母細胞にダメージを与えます。
毛根から確実に処理するには成長期の最も細胞分裂が盛んな時期の毛でないと効果がありません。
成長期に毛乳頭にダメージを与えることで毛がその後成長できなくなり、再生できなくなります。
この毛周期のサイクルは、もちろん人にも、部位にもよって違いますが、眠っていた毛(退行期や休止期)が生えてきたら(成長期)ダメージを与えて、生えてきたらダメージを与えてということを繰り返します。
このように脱毛は一定の期間をおいて、成長期の毛を待ち、脱毛をしていく必要があります。
この毛周期がだいたい1年半と言われているので回数も18回前後が一番効率いいと言われています。
これが、脱毛に回数を要する理由です。
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